閑看蛛絲網落花

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《七言絕句》打翻小詩匣（一）

2022/01/25 (Tue) 詩

【七言絶句】中華新韻

中平中仄仄平平(韻)，中仄平平中仄平(韻)。
中仄中平平仄仄，中平中仄仄平平(韻)。

中仄平平中仄平(韻)，中平中仄仄平平(韻)。
中平中仄平平仄，中仄平平中仄平(韻)。

【七言絕句】落花
作詩：閑看蛛絲網落花
（其一）
圈詩點句意何如，唯見茶煙倦小爐。
苔徑能留夕照否，東風曾免落花無。

（其二）
度日閑憑幾頁書，容身不過兩間屋。
為惜落花慵掃地，每見蛛絲不忍拂。

（其三）
一片開來一片脫，半逐風雨半逐波。
年華易老多相似，些許愁心向尔托。

【七言絕句】初夏
作詩：閑看蛛絲網落花
（其一）
風襟雨腳帶香塵，簷影悠然傍綠陰。
階蟻相逢如窃語，園蜂往復若丟魂。

（其二）
慢聽昨夜雨如織，料想清晨有小詩。
先到階前尋鳥篆，再從籬角覓蛛絲。

（其三）
紅瘦三分綠漸肥，籬間蛛網正恢恢。
花英蟲羽都粘住，卻放流年輕易飛。

（其四）
春風歸去夏風來，階上清陰掃不開。
蟾月殷勤如舊友，牽衣索句共徘徊。

Comment-留言(2)

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無題

欣賞佳作

　温めてこられた詩題に手を入れておられるようですね。
　落花三首、組詩としてよく想を練られているように思います。
　（其一）
　圈　點　見　煙　倦　同韻字の展開に動きがあって快いです。
　また、煙倦　煙卷→煙倦卷のように詠めて面白いです。
　結句　東風曾免落花無
　「東風曾免」が私にはよく理解できないのですが
　落花無　落花が見えるようで面白いです。

　初夏四首
　風襟雨腳帶香塵　閑看さんらしい美句で始まっていますね。
　階蟻の窃語　園蜂の丟魂　虫の動きが可愛らしく活き活きと描かれていますね。
　鳥篆、再從籬角覓蛛絲：鳥篆も蛛絲も簡単に消えてしまいますね。
　それを惜しみ慈しむ繊細な詩境が美しいです。
　蛛網正恢恢　天網恢恢への思いも重なり、含蓄があります。
　蟾月殷勤如舊友，牽衣索句共徘徊：
　共徘徊、月と一緒に句を探して徘徊するのですね。好風情。

獅子鮟鱇 2022/01/29(Sat)16:14:15 edit

Re:無題

謝謝先生點評。
能免落花無：能不讓花落嗎，能免去花落的命運嗎。-無-是反問語。
我的詩都是單首的七言絕句，一次發一首，就要作很多張圖。
用打翻小詩匣，作總題，可以收入很多首詩。

2022/01/30 10:16

無題

能免落花無、解説していただきありがとうございました。
それにしても、圈詩點句、名句ですね。改めてそう思います。
私などは普通に裁詩覓句と詠んでしまいますが
圈詩點句　詩を圈として広く見渡し、その中から点のごとき句をつまみだす
そういうイメージが広がります。
そして、意何如、それが何だという思い
点には点茶への連想も隠されていて、茶煙のなかから句を見つける
そういう連想が働き、感興を覚えます。

なお、梨雲への転載ですが、
時期的に２月号よりも４月号の方がよいよいに思います。
ご承知おきいただければと思います。

獅子鮟鱇 2022/01/30(Sun)11:03:33 edit

Re:無題

ハイ、分かりました。ありがとうございます。

2022/02/05 15:01

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